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Kyoto 2013 その3 [Travel]

3日目のコース
桂離宮→建勲神社→大徳寺(龍源院、大仙院、高桐院)→今宮神社

最終日は今回のメイン、桂離宮へ。
朝食は、いつかは寄ろうと思っていたスマート珈琲でホットケーキセットを。
そして、予め決められた予約時間に合わせ(と言っても最低30分前に到着必須な)桂離宮へ。中々に広い敷地の脇を抜け、集合場所へ向かうと既に外国の方が数名。とりあえず京都へ来たっていう外人ならココには来ないと思うので、恐らくは建築やら庭園が好きな外国の方々かと。
敷地内は、ちょっとスマートで、それでいて何だか品の良いボケとツッコミを巧みに操る案内役のご老人と、おおよそ1時間程度の園内見学。色々と説明して下さるんですが、何故かこの日は園内を轟音轟かせるメカで掃除する方がおり、ほぼ何を言っているか聞こえずという…。
それにしても、ここの影響を受けているんじゃないかと言われるファンズワース邸を思い出す、古書院、中書院、新御殿は確かにモダン。ゆっくり眺められるほどの時間が与えられないのが残念ですが、障子と漆喰の壁の白、縦に走る木の柱の茶、シンプルで無駄の無い造形は、古めかしい中にも確かに感じられるモダンさがあり、美に対する日本人のセンスって素晴らしいなと思いました。それは、途中にある松琴亭の藍色市松模様の襖もしかりで。
その後は、織田信長が主祭神と祀られている建勲神社に寄りつつ、大徳寺へ。
ここでは、龍源院、大仙院、高桐院を拝観。大仙院は残念ながら院内の写真撮影が禁止。ここの庭園はL字型に配された枯山水の庭園が見所で、しかもそれが非常に素晴らしかったので本当に残念。そして、今回の旅で実は一番グッと来た場所でもある高桐院に。ここは門までの道からして雰囲気最高で、紅葉の季節には落ちた紅葉が道を敷き詰める絶景で有名ですが、今時期の緑に囲まれた道も神聖な雰囲気があり、また庭園、茶室含めた院内の景色も同様に素晴らしい、かなりお気に入りとなった場所でした。重森三玲が作庭した庭園のある瑞峯院に寄り忘れたのはうっかりしていましたが、時間的には結構厳しかったかも。
最後に、今旅最後の寄り場所となった今宮神社に寄って参拝し、何とか無事に今回の京都旅行を終了。

恐らくは来年も行く事になるかと思いますが、良い加減夏は飽きたのでそろそろ紅葉の京都へ行ってみたいもんです。って、早くもまた『京都行きたぃ、、、』ってなっているところを考えると、再訪は意外と近い気も。



スマート珈琲
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桂離宮
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建勲神社
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大徳寺・龍源院
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大徳寺・大仙院
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大徳寺・高桐院
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今宮神社
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Kyoto 2013 その2 [Travel]

2日目のコース
三千院→実光院→宝泉院→蓮華寺→実相院→河合神社→下鴨神社

この日は西芳寺(苔寺)へ行こうと思っていたのですが、参観予約の抽選に漏れてしまったようで、2番手候補だった大原方面へ向こう事に。
大原は三千院が有名ですが、私のメインは宝泉院。左右の柱、鴨居、敷居を四角の額縁に見立てた、通称『額縁庭園』と呼ばれる盤桓園は、CMに使用される程に美しい庭園。五葉ノ松と竹林を望むその景色は、個人的には冬の景観が最も素晴らしいと感じます。是非、冬にも行ってみたいもの。(寒すぎな感アリアリですが…)
三千院も苔が綺麗でしたし、実光院も抹茶と八つ橋饅頭を食しながら庭をゆっくり眺められたりと、ある意味苔寺ハズれて良かったかも。
その後、かなりマイナーな気がする蓮華寺へ。ここは意外と穴場なようで、ほとんど拝観者もいなく、ほぼ庭を独り占め状態。池に覆い被さる木々が、紅葉のころには最適なロケーションになりそう。
次に向かったのは、前日行くも拝観時間ギリギリで間に合わなかった実相院へ。ここは漆塗りの床に写る鮮やかな庭園の緑『床みどり』で有名な場所。磨き込まれた床に写る緑は、程よくぼやけながらも、黒と緑のコントラストが美しく、実際の景色ではない、敢えて床に写る景色を眺める感覚を思いついた人の美的感覚に感服しまくりでした。
で、時間的にもう少し回れそうだったので、帰路のルートから行けそうな下鴨神社へ。途中、日本代表のシンボルで有名な八咫烏を祀っている河合神社に寄り、来年のワールドカップでの日本代表の必勝を祈願しつつ、参道にもなっている糺の森を抜け、世界遺産の下鴨神社を参拝。
最後に鴨川から敢えて逆方向の山を望み、眺めの良い景色に癒されながらこの日を終了。


三千院
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実光院
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宝泉院
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蓮華寺
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実相院
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河合神社
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糺の森
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下鴨神社
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鴨川
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Kyoto 2013 その1 [Travel]

毎年恒例、今年もお盆休みは京都へ。

今回は、いつ見ても3ヶ月先まで予約で一杯だった桂離宮の参観予約が奇跡的に取れ、いつもよりテンション高め(笑)で行ってきました。

初日のコース
光明院→東福寺→円通寺

流石に4回目ともなると、それなりにメジャー感のあるところは概ね行った感が出てきてしまい、今回は行ったことのない場所を前提に、画像検索して惹かれた庭園などへ行ってみようって感じのコース取り。

東福寺の塔頭でもある光明院は、『永遠のモダン』でお馴染みの重森三玲が作庭した「波心庭」で有名。ちょっと外れた場所にある為、あまり人が来ず、独占状態で鑑賞。初っぱなから贅沢。
その後、東福寺内にある龍吟庵に向かったのですが、こちらは毎年11月にのみ一般公開されているらしく空振りに。なので、2回目となる東福寺の方丈庭園をしばし拝観。それでも、やっぱり市松模様のシンプルさとモダンさは改めて良いなぁと、汗びっしょりになりながら浸ってきました。
そして、初日のメインでもある円通寺に。こちらは大分外れにある為、電車を乗り継ぎ、さらに1キロちょい程歩いて到着。私の愛読誌でもあるCasaにて、オススメ京都スポット的なコーナーで複数の著名人が挙げられていたトコロ。こちらは今まで見てきた庭園とは少々異なり、数キロ先に望む比叡山までを庭園の一部とした借景式庭園。雄大さと繊細さを併せ持つような、まるで絵画作品のような趣は中々に乙でした。

光明院
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円通寺
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LONDON 2013 [Travel]

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今月初めに出張で6年ぶりのロンドンに。フットボールの聖地、ウェンブリースタジアムでのエキシビションという非常にありがたい仕事でしたが、そこは仕事。観光とは違い気の引き締まる一日だった訳ですが、スタジアムのプレス席で昼食をとったりと、お楽しみ時間も少々堪能出来、思い出に残る出張になりました。もちろん、せっかくのロンドンということなので、チェルシーの本拠地スタンフォードブリッジを見に行ったり、スパーズの本拠地ホワイトハートレーンで行われた、トッテナムvsアーセナルの"ノースロンドンダービー"を観戦と、ある意味フットボール三昧な旅行(仕事)に。ちなみにノースロンドンダービー、それなりに激しいのだろうと予想していましたが、これが想像以上の激しさで…。地下鉄からスタジアムまでほぼ一緒だったアーセナルファンの騒ぎっぷり(途中一人逮捕されてたし…)には圧倒されたし、スタジアムに近づくにつれてどんどん増加していく警官の数、あれは日本ではまず体験出来ない感覚。席はアーセナルのサポーター席に陣取っていたのですが、スパーズホームなのでスタジアムの80%はスパーズファン。常にチャントを歌っているのはアーセナルファンだけど、今シーズン絶好調のベイル(ある意味ベイル目当てで見に行った感も)が決めた先制点の時のスパーズファンの歓声、あれは凄かった…。何はともあれ、やはりロンドンは良いです。それにしても男女関係無くバブアー着ている人多かったなぁ。


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Kyoto 2012 その3 [Travel]

三日目(最終日)のコース

醍醐寺→平等院鳳凰堂→泉涌寺→雲龍院→八坂神社

三日目は主に洛南エリアを。先の記事であげたメインの2ヶ所、詩仙堂ともう一つがこの日最初に向かった醍醐寺。こちらも詩仙堂同様に、ある番組内で紹介されていた醍醐寺内の三宝院の庭園が素晴らしく、次回旅行の際はと訪れることを決めていた場所。豊臣秀吉が行った"醍醐の花見"でも有名ですよね。花見の行われていた場所は時間の都合で行くことは出来ませんでしたが、それでもメインの三宝院の庭園は素晴らしく、如何にも秀吉らしいスケールの大きい庭園でした。歴代の武将に引き継がれたという天下の名石、"藤戸石"も見られましたし。残念のはココは唯一写真撮影がアウトだっということ。
その後は宇治へ向かい、10円玉の裏側でお馴染みの平等院鳳凰堂へ。外見は大分劣化しているようにも見えますが、存在感はやはり凄い。敷地内には資料館もあり、建立当時の堂内の一部を再現している場所があるのですが、当時の堂内の柱などに描かれた絵というか模様というか、もしそれらを今再現するとしたら、それはそれは雅な建築物になること間違いなしな流麗な絵柄でした。それらが描かれていたであろう堂内も是非拝観したかったのですが、待ち時間約1時間と言うことで残念。こちらはまたいずれ。
その後は八坂神社に行く予定でしたが、まだちょっと早いということで昨年行けなかった雲龍院へ向かうことに。で、どうせならとまずはすぐ近くの泉涌寺へ寄ってから雲龍院へ行くことにしたのですが、泉涌寺が予想外に良いところで。ココは皇族ゆかりの御寺(みてら)と呼ばれるお寺らしく、歴代天皇の御陵、月輪陵がある場所。門前の手前(と言っても結構遠い)までしか行くことは出来ませんが、ココの存在感も凄かったです。眼前には歴代天皇が眠るお墓、そして門前には私一人。何となく申し訳ない気持ちになったのは言わずもがな。そして雲龍院へ移動し、悟りの窓を堪能。こちらもあまり拝観者は多くなく、静かでゆったりとした中で過ごすことが出来ます。
そして今回の旅を締めくくるべく八坂神社へ行ったのですが、ここで有ることに気付きまして…。これだけ数多くの寺社仏閣へ行きながらまだ一回も参拝していない!さすがに数多の神様に申し訳ない気がしてきたので、締めの参拝をこちらで。

一応こんな感じで、計3日間で15ヶ所ほど見てきた今回の旅。スケジュール的にはかなり効率よく回れたのでその点は良かったかな。2日目、3日目はかなり満足度も高かったし。
次はやっぱり紅葉の季節に行きたいのと、今回は事前予約満杯で行けなかった桂離宮と、同じく事前予約が間に合わなかった西芳寺へ行こうかなと。

醍醐寺
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平等院鳳凰堂
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泉涌寺
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泉涌寺 月輪陵
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雲龍院
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八坂神社
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Kyoto 2012 その2 [Travel]

2日目のコース
二条城→詩仙堂→曼殊院→圓光寺→銀閣寺

まずは前日のリベンジである二条城へ。大政奉還が行われた場所ということもあり、歴史的に見ても訪れておきたかった場所。縦でも横でもなく斜めに作られている構造が面白い。敷地はかなり広く、二の丸庭園など含め見所は結構あるかなと。
その後、洛北南側のエリアへ移動しまずは詩仙堂に。今回の京都旅行はメインを2ヶ所決めていて、その内の一つが詩仙堂。以前何かの番組で詩仙堂が紹介されていて、その時見た庭の景観がとても良く、次回京都に行く際は必ず訪れてみようと決めていた場所。縁側越し、またさらにその奥の部屋の中から見る景観というは本当に落ち着くし素晴らしい。最高の見頃はやはり紅葉の季節なんだろうけど、夏場の緑が濃い季節に蝉の鳴き声というのもそれはそれで風情があって良い。ある意味この落ち着きを求めて京都へ来たという気がしなくもない。
で、その後に向かったのは曼殊院と圓光寺。こちらは両方とも趣が似ていて、やはり庭を見ながら落ち着くパターン。詩仙堂、曼殊院、圓光寺はメジャーどころに比べると、拝観者は少なめで(詩仙堂はちょっと多かったけど)落ち着いてゆったりとした時間の中で過ごせる場所なので、そういうのを求めている人にはオススメの場所です。
そして締めは銀閣寺。以前中学の修学旅行で行った場所ですが、昨年の旅行時と一緒で行ったことしか覚えていなかったのと、時間的な都合でここぐらいしか行けそうもなかったので再訪。金閣寺に比べれば銀閣寺の方が好きだけど、それでもやっぱり上記に挙げた3カ所の方が好きな感じ。何となくこの辺でマイナーどころの方が好きなんだなぁと実感してきました。

二条城
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二条城 二の丸庭園
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詩仙堂
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曼殊院
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圓光寺
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銀閣寺
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Kyoto 2012 その1 [Travel]

お盆休みを利用してまたまた京都へ行ってきました。

最初は他の場所(平泉とか)も検討していたのですが、どうもピンとくる感が無く、それならまだ行っていない場所もあるしということで三度京都再訪へ。

初日のコース
東本願寺→西本願寺→東寺→京都マンガミュージアム→神泉院

初日は京都駅周辺メイン。
本当は東寺の後に二条城へ行く予定でしたが、入場締め切りの時間に僅かに間に合わず、急遽近場のマンガミュージアムヘ変更。

東本願寺、西本願寺、東寺については、とりあえず定番と言うことで訪れてみましたが、ちょっとメジャー過ぎたのか特段良いなぁとは思わず。マンガミュージアムについては、予想外に時間が余ってしまったときなどは便利かも。元が学校のようで校庭(と言ってもこぢんまりな)などでも自由に読め、結構気持ちよさそうに読んでる人多数。私はクーラーの効いた室内の方が良かったのでそちらで。神泉院は、旅本を見たら二条城近くで拝観時間が20時までということで若干おまけ的な立ち寄り。正直、1日目はあまり良いコースとは言えずあまり収穫無しでした。

東本願寺
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西本願寺
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東寺
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ただ、思わぬ収穫が一つだけあり。
西本願寺から東寺に向かう途中に、「祝 甲子園出場」の垂れ幕発見!
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京都の強豪校、平安高校(今は龍谷大付属平安)発見。野球好きとしてはちょっと嬉しかったという。


KIYA RYOKAN [Travel]

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代官山の蔦屋で、
確かINVENTORYを読んでいたときに掲載されていたような気がするのですが、
凄く良さそうな旅館だなと。
で、気になって調べてみたら丁度コチラで紹介されていました。

最小2名〜最大8名まで一組だけの借り切りというコンセプト、中々面白いですね。
プロジェクトメンバーも興味深い方々ばかり。

行ってみたいなぁ。

香港&マカオ [Travel]

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先々週、昨年のシンガポールに続いて社員旅行で香港&マカオへ。

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重森三玲庭園美術館 [Travel]

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日本代表vsアイスランド代表の試合観戦が今週の表のテーマなら、
裏のテーマはこちら、重森三玲庭園美術館でした。

案内付きの完全予約制で時間は約1時間程度。

市松模様で有名な東福寺の方丈庭園を始め、
モダンな作庭で有名な氏の旧邸の1部を美術館として一般公開しています。

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特に楽しみにしていたのは、茶席・好刻庵の襖の意匠。
市松柄の波涛模様のモダンさはまさに格別。
また、襖だけでなく、壁に設えられた違い棚、竹林を表現した障子腰板の桟など、
和の空間に絶妙なバランスで加えられたモダンデザインが本当に素晴らしかった。


そして、この後に訪れた知恩院。
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昨年の南禅寺に続く三門の有名な寺院。
しかも、こちらは現存する木造建築物としては最大規模とのこと。
三門萌え〜。

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